【相手を想うこと】

茶道の中で、大切な考えの中に「相手を想うこと」があります。

まず茶事に招待する方も、される方も相手のことを想いながら茶事が進むように心配りします。

席中でも、前客にお茶を勧めたり、次客にお先にお茶を頂くご挨拶をしたりと、同じ客同士でも互いに心配りをします。

そう、決して「お客様は神様」ではありません。
互いに、互いのことを想いながら物事を進めていきます。

「お客様は神様です」と言ったのは三波春夫さんですが
三波春夫さんも今のように、

「お客様がすべて正しい」

といった使われ方は本意ではなかったようです。
今ではクレーマーにとって都合のよい言葉になってますよね。

三波さんは、
「お客様の前で歌う時は、神様の前で歌う気持ちで歌う」

という意味で発言されたようです。
つまり、自分の心境、心持ちを仰っていて

「相手を想って歌う」という意味のようです。

日本って狭い土地に多くの人が住んでいるからやはり、お互いに心を配りながら生活しなければ、難しいところがある。

「相手を想う」

これは元々、日本人が持っていた生活する上での心構えのようなものですよね。
日本文化が見直されている今、もう一度

「相手を想う」

という「心配り」について考えるのも大切ではないでしょうか。

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