【利休七則】~火相~

湯相とセットではあるのですが、お茶の基本は湯相と火相です。

お茶の先生も、お茶会の最高のもてなしは「熱いお茶が出てくること」とおっしゃっております。

今ではガスや電気で簡単にお湯を沸かせることが出来ましたが、ほんの50年ほど前は薪をくべてかまどの火を起こしていました。私の祖母宅も私が小さい頃までお風呂は五右衛門風呂で、祖母が薪をくべてました。

お茶では薪ではなく炭をくべるのですが、当然自然のものですので、上手く炭をつがないと火は起きませんし、炭の量が少ないとお湯も沸きません。
また、お茶会では最初に炭をくべた後に、ご飯やお酒を楽しんで、その楽しんでいる間にお湯が良い加減に沸くように炭の量を調整しないといけません。少なくても湯が沸きませんし、多すぎて逆に火が回らないなんてこともあります。
お客様がお茶を飲むタイミングに合わせるように、炭を入れるのはなかなか難しいものです。

だからこそ、火がしっかりと起こった熱いお湯でお茶をお客様に差し上げることが出来たら、それは最高のもてなしということなのです。

ベストな状況に持っていくよう全ては逆算。

結果にコミットするならば、当然の考えですね。

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